平成22年11月24日午後1時15分~東京高等裁判所809号法廷で、サンラ側による控訴審の判決が言い渡されましたが、控訴はいずれも棄却と判決されましたこの裁判の判決は、12月8日に確定しました。
サンラ・ワールド社、江尻眞理子、増田俊男らの完全敗訴が確定しました。
これで、我々の主張が法的に認められました。
【被害者の声】
緻密で正確な情報を提供して頂き、多大なご協力をしてくださった優秀なジャーナリストである津田哲也さん、若く優秀な法律専門家である武蔵小杉あおば法律事務所の弁護士長谷山尚城さん、サンラ商法被害者連絡会の仲間と応援して下さった方がいなければこの裁判は、完全勝訴することは出来なかったと思います。お世話になった裁判官と皆様にも感謝致しております。
詐欺被害を立証するのは大変なことですが、万が一詐欺にあってしまった場合は、泣き寝入りせずに対決することの大切さを実感しています。この活動により、江尻や増田による新たな被害を阻止できたと思います。
現在の日本国の状態を考えると、詐欺をおこなうモノにとっては容易に詐欺を働き逃亡することができます。また、その詐欺を行っているモノを弁護し、更に被害を拡大させている悪徳弁護士もいることも新たに認識できました。
多忙である警察は事件が起きてからしか対応してくれません。警察は、この判決が確定してからでもサンラ関連者を逮捕してくれるのかもわかりません。
以前は日本国は国民を守ってくれると妄想していました。しかし、今は考え方が変わりました。一国民の一意志が集団の意志となって日本国を形成していると考えると、国や官僚を頼るのではなく、自分の判断と意志を重要視して行動することの正しさを認識しました。
日本は特別な国であるという勝手な思い込みを改めて、日本国から自立した気持でいれば、詐欺に遭うこともなかったと思います。自分の身は、自分で守るしかない。自分のお金は、自分で守るしかない。自分のお金は、他人が増やしてくれるわけがない。 こんな、当たり前のことを判断できなかったことが恥ずかしく思います。
私の長かった裁判が終了しましたが、まだ仲間がサンラ側から無駄な控訴をされています。一日も早い警察の逮捕で無駄な裁判が終わることを望みます。