2009年5月13日水曜日

サンラ・ワールドへの公開質問状

増田俊男「サンラ商法」被害者連絡会

サンラ・ワールドへの公開質問状を公開いたします。


平成21年4月20日 
サンラ・ワールドへの公開質問状

1サンラ国際信託銀行について
平 成20年から配当がない。昨年の2月14日、2ヶ月位で、遅くとも12月末までには全資産(霊園)を売却して、元利合計を一括返済するとの報告があった が、その後の報告(5月7日)で土地に対する担保が第2抵当になっていることが判ったが、その後売却ができたのか。売却しても第1抵当権利者にすべて持っ ていかれるのではないか。

2サンラ・コーヒーについて
江尻社長が平成18年には販売開始して秋には元利合計を出資者に返還すると 約束しているが、昨年の12月10日の報告では「増田と私江尻は経営者ではなく投資家で皆さんと同じだ」といっている。社長は経営者で投資家に対して責任 の持つべきでないか。経営者責任を放棄したのか。その後現地の不動産業者に販売を委託したようであるが、売れても、第1抵当は HawaiiNationaruBannk(HNB)が押さえているので、配当はあるのか。

3Arius3Dついて
今までの報告 に一貫性がなくどこまで信じてよいか分からない。報告のたびに新たなトラブルがおき継続性に欠ける。TSXベンチャー証券取引所にいつ上場されるのか。今 年年4月3日に「我々投資グループとの契約が成立し、後は詳細事項の取りまとめ、それは4月中ごろ」との報告があったが、その後進展があったのか。 Arius3DにはMGI,SCHの資金も投入されているが、現在資金はどこで、誰が管理しているのか。また技術革新の激しい時代に10年以上前の Arius3Dの技術が通用するのか。営業拠点として日本は有望であると思うが、日本のどこに営業所はあるのか。以前あった六本木の事務所はどうしたの か。

4TwoTigersFunndについて
昨年の4月24日に提案のあったハワイ改正法201章の開発許可は取ったのか。我々 の投資資金を2番抵当につけたことは理解できない。このような不利な条件が事後報告となるのはどうしてか。「KBAY LLCの経営を常に監視している」 と報告があったが現在の状況はどうか。最近の報告では行政当局の開発条件、住民の要望等最初に考えられなかった厳しい条件が生じているが、開発コストを考 えて、撤退か中止を考えるべきでないか。

5ハワイ円ベース特月ファンドPart8について
このファンドは霊園を売却して昨年12 月で元利返済して事業は終了することになっていたはずです。増田さんはPart7の返却資金を捻出するため、引き続き会員に継続を懇願していました。一部 個人保証までしてPart8に資金を引き継いでいたはずだ。ところが昨年の4月の報告で土地の権利関係が複雑になっている報告がありました。そのため現金 化できなくなっているのが実情です。金利どころか元本さえ回収できないのではないか。

6ハワイ不動産貸付債権ファンドについて
昨年の3月31日に13%の配当があるはずでしたが、その後4月8日の報告で貸付先の複雑な事情を後で知る。報告にある昨年の10月4日の競売は不動産不況で売却不可能との報告があったが、今後の売却予定はいつか。               以上